TVや映画のタイトルみたいに、かっこよければいいわけじゃない。そういうかっちょいいタイトルなら何度もみにきてくれるのか?って考えなくちゃいけない。
大事なのは、続きを読みたいと思わせる こと。そこに意識を絞れ。センスとかどうでもいい。不器用でも続きが読みたいと思わせれば勝ち。
続きが読みたい、と思わせるには?
それには、読めば何が得られるか、どんな状態になるのか? 得られる利益をイメージできる言葉を入れる。
陥りやすいのは、記事(商品)の特徴を伝えるだけで利益を伝えないこと。例えば、「●●を1年間常温保存できる方法」と書いても、何を得られるかわからない。その先にある利益を書く。
それだけじゃ不十分
利益を伝えるだけでは不十分だ。記事を読む(商品を買う)という行動につなげるために、もう一押ししてやるといい。
あるサイトに、人が求めるものはシンプルで「苦痛を逃れ、快楽を得る」ことだと書かれていた。苦痛と快楽。
苦痛に訴える
読み手の苦痛に訴えるて言葉を書く。そうすれば面白いほど行動につながるそうだ。じゃあ苦痛ってなにか?
人が感じる根源的な苦痛5つ
①恐怖 – 行動の原動力は希望より恐怖の場合が多い。金持ちになれるというより、お金がなきゃ飢え死にするとなれば必死に動く。仲間外れにされる恐怖から、コミュニケーションを取ろうとするように。
②退屈 – 潜在的に誰もが生きがいのない毎日を恐れている。退屈な毎日から刺激ある毎日にしたいと思っている。
③無能 – 自分には能力があると思いたい。逆に自分は無能で役立たず思うのが辛い。そうじゃないと評価されたい。
④孤独 – 一人になる恐怖。何かしら人とのふれあいやつながりを持とうとする。
⑤失敗 – 殆どの人が、自分の人生はこんなはずじゃなかったという潜在意識を持っている。
この5つのどれかに訴えることだ。
どれに訴えるか決まったら、5W1H法で「どうやって苦痛がなくなるか」を示す。
「殺らなきゃ殺られる」というフレーズは、「殺られる」という苦痛を解消する方法を「殺ればいい」と示唆している。
What:5つ苦痛のうち何を解消してくれるか?
How:どうやって解決してくれるか?
When:いつ解決してくれるか?
Where:どこで解決してくれるか?
Why:なぜ解決してくれるか?
Who:誰が解決してくれるか?
その答えと、読み手が得られる利益を両方イメージさせる。
そんなタイトルに作り上げるのに知恵を絞ること。