今回は、改めて目次について考えてみました。
グーグル先生に聞くと、目次があるとSEO対策になる、という記事が山ほどあります。
読んだ当時は、先人のアドバイスをろくに考えもせず鵜呑みにし、むやみやたらに目次をつけていました。だって、はてなブログでは、ボタンをポチッと押すだけで目次ができるのですから。
目次をつけるメリットはあると思います。でも、収益ブログを作るという点で、ふと疑問に思い、再考しました。 目次はメリットもデメリットもあります。場合によりけりではありますが、結論からいうと、デメリットとなるケースが多いと思いました。
目次をつけるメリット
目次をつけるメリットは、もし記事が検索上位に表示された場合に、記事のダイジェストに目次キーワードがリンク付で表示されるというメリットがありました。
また、目次があると、一つの記事でたくさんのリンクが貼られることになるので、PVが稼げる、と書いている記事が多くありました。
目次をつけるデメリット
改めて考えてみると、デメリットがとても多いです。
目次読みで終わって、最後まで記事を読んでもらえない
これは実際に本屋で私もやっていることですが、特にノウハウ本などを物色する時、目次をざっと読んで、だいたい何が書かれているかを掴もうとします。
興味のあるキーワードなら続きを読みますが、目次で目新しさがなければ、読者はそこで「わかった」となり、その先を読んではくれません。
目次でクリックしてもらって、その先の記事を読んでもらいたいのに、目次で「なるほど、わかった」となってしまっては、クリックすらされずに終わってしまいます。
PVが稼げないどころか、記事の随所に埋め込まれている広告を見てもらう機会もなくなります。そうなると目次が PV や広告閲覧の邪魔をしてしまいます。
目次がスペースを取ってしまう
大量の記事を書いて、そこに何行も目次がつくと、もともと簡単に見せるために目次をつけたのに、目次を読むことが大変になってしまい、本末転倒です。さらに、何行もの目次が画面のスペースをとって、記事のスペースを奪ってしまいます。
読みづらい記事を、読者が読み進めたいと思うでしょうか? 読者はこう思うのではないでしょうか?
・内容はたくさんなようだけど、ごちゃごちゃして読みづらい
・内容がたくさん過ぎて、読む気がしない、ごちそうさま。
文字が多いほど、書き手(自分)の負担が大きくなる上に、それが読み手も辛くさせてしまう。これでは lose-lose の関係です。
目次の使いどころ
読み手が負担なく「見よう」と思える記事の文字数は、一記事2,000字が限界だと思います。1,000文字程度なら、読み手もサクッとよめちゃうので、目次は必要なし、の結論に至りました。(今この時点で1150文字です。いかがですか?)
目次を使う際は、以下に気を付けようと思います。
・目次の文章で、惹きつけたいときに入れる
・目次に読者が欲しい内容を入れない
読者がほしい「ポイント」や「解決策」などは、先を読まないと手に入らないようにしておくのがコツだと思いました。